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エコキュートで井戸水は使える?井戸水対応エコキュートの特徴を解説

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ヒートポンプの技術を使って空気中の熱をエネルギーとしてお湯を沸かす給湯器であるエコキュート

近年、電気代節約と環境への配慮から、エコキュートの導入が盛んになっています。
井戸水を利用しているご家庭にとっては、「エコキュートには井戸水が使えない」というイメージが先行し、導入を諦めてしまうケースも少なくありません。

実は、これまでのエコキュートの多くは井戸水には対応しておらず、そのため井戸水がある家庭でも、水道水を使用してエコキュートを設置するケースがよく見られました。
しかし、近年では各メーカーが徐々に井戸水に対応した製品を発売し始めています。

本記事では、過去にエコキュートが井戸水に対応していなかった理由や、井戸水対応エコキュートの特徴を詳しくご紹介します。

井戸水とは?

水滴が水面に落ち、楕円を描いている画像

井戸水とは、地下の水脈から地下水を汲み上げた天然水のことを言います。

井戸は大きくわけてこの2種類!

・浅井戸
地面からそれほど深く掘らず、比較的浅いところに貯まる地下水を汲み上げます。
・深井戸
地面を深く掘って、より深いところにある地下水を汲み上げます。

特に深井戸から汲み上げられる水は、地上の影響をほとんど受けず、不純物のリスクが少なくきれいな水として知られています。そのため、ミネラルウォーターとしても人気です。

汲み上げた後にろ過や消毒を行わないため、井戸ごとに違う自然な味を楽しめる井戸水。飲料水としてだけでなく、農業や工業などさまざまな場所で利用され、私たちの生活を支えてくれます。

エコキュートとは?

緑の背景。左から、手が伸びてきており、電球マークが掌に乗っている画像

エコキュートとは、正式には「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」と呼ばれる家庭用給湯システムのこと。この装置はヒートポンプの技術を利用し、空気から熱を取り出してお湯を沸かします。
エアコンの室外機のように、空気中の熱を集めて圧縮することで、少ない電気エネルギーで大量のお湯をわかせるのが特徴です。

なぜ「エコ」なの?

・省エネ
従来の電気給湯器と比べると、エネルギー効率が高く電気代を節約できます。
・環境にやさしい
二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しないのでとってもクリーンです!
・再生可能エネルギー
再生可能エネルギーである「空気中の熱」を利用しています。

ランニングコストがガス給湯器よりも低く抑えられるので、最近では多くの人々がエコキュートの導入を検討しています。

エコキュートが井戸水に対応していなかった理由

茶色いテーブルの背景。ガラスの水滴がついているコップに水が入っている画像

通常は水道水を利用する設計であり、井戸水を使用することは推奨されていなかったエコキュート。

その理由は、井戸水が通常の水道水と異なる成分を含んでいるためです。

そこで特に問題となるのはカルシウムの存在。

井戸水中のカルシウムは、お湯を沸かす際に温度が上昇すると固体化し、配管やエコキュート内部にスケールとして堆積します。これにより配管が詰まり、水圧が低下したり故障の原因となる場合も。

エコキュート本体やタンクなどの部品がスケールによって損傷を受けると、その修理や交換に多額の費用がかかってしまいます。

このような理由から、従来のエコキュートは井戸水が使えないと言われていました。

井戸水対応エコキュートの登場

水が流れ落ちて溜まっているところに手のひらに水を当てている画像

近年、「井戸水を活用したい」というニーズの高まりを受け、多くのメーカーから井戸水に対応したエコキュートが登場しています。

ここでは代表的なメーカーのエコキュートを見てみましょう。

・パナソニック
2011年4月以降、すべての機種が井戸水や地下水に対応しています。
水質検査に合格すれば、豊富なラインナップの中からライフスタイルに合った製品を選ぶことが可能。
3年間の保証が提供され、水質による熱交換器の詰まりなどの問題が発生した場合でも安心です。

・日立
独自のナイアガラタフネス(水道直圧給湯)技術により、従来のエコキュートでは難しかった硬度の高い井戸水や地下水の利用を実現。この技術は、タンクの水の入れ替えを劇的に減らすことで、カルシウムの流入量を最小限に抑え、トラブルを抑制します。
水質検査をクリアすれば導入可能で、水圧が強いのが魅力。

・ダイキン
パナソニック同様に全てのエコキュートが井戸水対応。特に最近では、スペースを節約できる薄型の井戸水対応エコキュートがラインナップされていて様々な住宅状況にも対応可能です。

各メーカーの製品にはそれぞれ特徴がありますので、ご自身の住宅環境やライフスタイルに合わせて、最適な製品を選びましょう。
事前に水質検査やメーカーのガイドラインを確認し、最適な製品を選ぶことが重要です。

井戸水対応エコキュートの注意点

水が溜まっている背景。手前に水質検査のキットが写っている画像

井戸水対応のエコキュートには、導入する際にぜひ知っておいていただきたい注意点があります。
快適なエコライフを送るために事前にチェックしましょう!

水質検査が必須!

井戸水を利用してエコキュートを導入する際には、まず水質検査が必要。井戸水には、水道水には含まれない様々な成分が含まれていることがあります。

特に高濃度の成分が含まれている場合、エコキュートの内部でトラブルを引き起こす可能性が…。エコキュートの導入前には必ず水質調査を行い、機器に悪影響がないかを確認しましょう。

水質検査方法
①採水キットで井戸水を採取
②メーカーまたは販売店へ送付
③水質検査
④対応可能な製品の選定

水質検査を怠ると、エコキュートが破損した際に保証の対象外となる場合があるので注意が必要です。

導入コストが高くなる傾向が…

井戸水対応のエコキュートは、一般的に水道水対応のエコキュートよりも高価。それは、水質検査費用や、特殊な構造を持つ製品であることなどが理由です。

井戸水の水質や水圧によっては、追加工事が必要になる場合もあるので、トータルコストがさらに上昇する可能性も。

追加工事になる場合の例
①井戸水に砂が含まれている
②配管の増設が必要
井戸ポンプの交換が必要

これらの追加工事によって、導入コストが増加することが考えられます。しかし、この初期投資はデメリットばかりではありません!

電気代が安くなるだけでなく、水道料金も削減できる可能性もあるので長期的な視点で導入を検討しましょう。

メーカーの保証内容をしっかり確認

各メーカーによって、井戸水対応エコキュートの保証内容が異なります。水質による故障が保証対象となるのか、保証期間はどのくらいなのかなど、事前に確認しておくことを忘れずに。

これらのポイントを踏まえて、井戸水対応のエコキュートを導入する際には事前に十分な計画と準備が必要です。
導入を検討される際は、専門業者に相談しながらあなたのライフスタイルに合った製品を選びましょう。

まとめ

一軒家の裏にエコキュートが置かれている画像

井戸水対応エコキュートは、井戸水を活用したい方にとって環境にも家庭にもやさしい選択肢です!

ご自宅に井戸がある方は、エコキュートの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

エコキュートの導入には、水質検査をクリアしなければ設置が認められない点や、一般的なエコキュートよりも導入費用が高くなるなどのデメリットがあります。ですが、これまでの井戸水を活用できるという点は大きなメリット!

導入を検討される場合はメリットとデメリットをよく比較し、迷ったら専門業者に相談してみましょう。

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